第54回 詩のいろり へのお誘い ・八重洋一郎詩集 (現代詩人文庫)砂子屋書房(2008/7) - 詩を読む 詩を楽しむ - 詩をいろりにくべるように、語り合う時間です。 日 時:2023年 6月4日(日)午後2時~5時 場 所:スペースふうら 大阪市東成区深江北…
第48回 詩のいろり へのお誘い - 詩を読む 詩を楽しむ - 詩をいろりにくべるように、語り合う時間です。 日 時:4月10日(日)午後2時~5時 場 所:スペースふうら 大阪市東成区深江北3-4-11 バーンユースック 1F ℡ 090-1223-7120 第一部 午後2時…
続 佐々木幹郎詩集を読む 「音みな光り 豊多摩刑務所1983」にひかれた。東京にあった豊多摩刑務所。佐々木はその解体現場に立ち会う。昼に解体の音を聞く。そして夜に解体現場に立つ。そして、そこから立ち上がってくるものに耳をすます。 「壊れた便器/ど…
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私的私読 私の読書ノート 財部鳥子さんを読む テキスト 続財部鳥子詩集 財部鳥子さんは中国、満州で十一歳まで育った。敗戦後日本に引き揚げる途中、妹、父を失う。多くの人たちの死を見た。エッセイ『少年の日々』にはソビエト兵の暴行を避けるために、頭を…
読書ノート 木島始を読む 復刻版木島始詩集を手に取った。1953年に発行されたこの詩集は、木島の原点を表す詩集となっている。1928年生まれの木島にとって、思春期、青年期は戦争への国家総動員体制から敗戦、戦後の混乱と社会運動に翻弄された時代…
第42回 詩のいろり へのお誘い - 詩を読む 詩を楽しむ - 詩をいろりにくべるように、語り合う時間です。 日 時:4月11日(日)午後2時~5時 場 所:スペースふうら 大阪市東成区深江北3-4-11 バーンユースック 1F ℡ 090-1223-7120 第一部 午後2時…
私的詩読 山之口貘 「地球」を見つけた詩人・貘さん 歩き疲れては/夜空と陸との隙間にもぐり込んで寝たのである(生活の柄) この詩にあるような暮らしをしながら、貘さんは「地球」ととても親しくなる。 あの浮浪人の寝様ときたら/まるで地球に抱きついて…
詩のいろり 「髙良留美子詩集」を読んで │風景を踏み破る詩想│ 高良留美子さんを読む 畑 章夫 硬質な詩の中に女性を謳う。そして、社会にしっかり踏み込んだ詩を書いていく。そのスタイルに共感をもちながら読んだ。そして、詩論を読んで納得した。 「物を、…
第38回 詩のいろり テキスト 続鈴木志郎康詩集 思潮社 続 鈴木志郎康詩集を開いた。『家庭教訓劇怨恨猥雑編』『完全無欠新聞』と続く。鈴木が注目を浴びた「プアプア」詩の延長にあるのだが、少女、処女、陰唇、グングン、など猥雑な言葉やナンセンスな言…
詩集「吹き抜けた時」 辻岡真紀子 出版 澪標 読んでよかった。気持ちのいい詩集だった。生きてきた時間を、生きている時代を抒情ゆたかに書く。その抒情は余白にぽつんと置くようにさわやかだ。 「おひとり様」「パセリっ娘」「本の虫」「愛読書」「書店」な…
ふうらのたより NO2 2020年3月 スペースふうらでは、表現すること、楽しむことを、ゆるゆると、ウイルスにも気をつけながら、進めていきます。 みなさまもご自分の考える健康法で、気をつけつつ、楽しみつつ、お過ごしください。持病をお持ちのかた、ご…
飯田哲也さんのメッセージ。 東日本大震災・福島原発事故と今回のコロナと共通するものとして、こう述べている。 私もほぼ同感する。 >この国の根底にあるものの共通性です。その第1はこうした危機に際して国(政府や官僚組織)が機能不全を起こしてしまう…
「歴史の起点として福島を捉え直す」 3.11東日本大震災・福島第一原発事故から9周年、そして10年目にあたって isep所長 飯田哲也 「3.11」から丸9年、そして10年目に突入する本日、東日本大震災および福島第一原発事故の犠牲になり失われた人々とその遺族の…
第37回 詩のいろり へのお誘い - 詩を読む 詩を楽しむ - 詩をいろりにくべるように、語り合う時間です。 日 時:3月22日(日)午後2時~5時 場 所:スペースふうら 大阪市東成区深江北3-4-11 バーンユースック 1F ℡ 090-1223-7120 第一部 午後2時…
第37回 詩のいろり へのお誘い - 詩を読む 詩を楽しむ - 詩をいろりにくべるように、語り合う時間です。 日 時:3月22日(日)午後2時~5時 場 所:スペースふうら 大阪市東成区深江北3-4-11 バーンユースック 1F ℡ 090-1223-7120 第一部 午後2時…
現代詩文庫「鮎川信夫詩集」を読んだ。多くの評論家や学者の方が、鮎川信夫について書かれている。この文は私の忘備録のようなものであることを、お断りしておきます。 おれたちの夜明けには 疾走する鋼鉄の船が 青い海の中に二人の運命をうかべているはずで…
2020年よろしくお願いします。 <あきおの近況と独り言> 昨年、1969年をテーマに書く機会がありました。当時ボクは16歳。半世紀という歳月が流れているのですね。「信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら…」と、竹内まりやさんの歌…
12月15日見てきた! もう一度見たい! 金滿里×姜信子 企画 モノガタルカラダ/物語る声 金満里(身体表現) 渡部八太夫(三味線、語り、歌) 姜信子(口先案内人) 4回目の公演を見た。 金満里さん身体表現と八太夫さんの語りと三味線。すごいわ。終わ…
日高てるを読む 日高てるは「見る」詩人、「哲学」する詩人。読み進めていくと、ますます、日高てるのいろんな面が見えてくる。日高てるはインタビューで「「見る」こと「夢見る」ことが、私のいっとう最初の出発点であるため形式如何にかかわらずポエジーの…